大河に一滴を。

大河ドラマの感想を中心に、歴史への思いを綴ります

「青天を衝け」第1回の感想

記念すべき最初の一歩

はじめまして、人生初のブログを始めました。

あるとき、毎年大河ドラマを欠かさず見るようになっていることに気づき、本当にびっくりしました。なぜなら、日本の歴史が大嫌いだったからです。しかも、大学で一応東洋史専攻だったこともあり、歴史をドラマ化することに抵抗を感じてもいました。なぜそんな私が大河ドラマ好きになっていたのか……。
このブログでは、その原因を追及することを大儀として掲げますが、大河ドラマの感想を中心に、歴史にまつわることなら世の東西を問わずなんでも思うところを綴っていきたいと考えています。
歴史好きでなくても、興味を持っていただけたら幸いです。

2021年大河ドラマスタート

さて、今年の大河ドラマがようやく始まりました。
最終回の翌週にすぐ第一回が始まるという、いつもと違う始まり方に少し気持ちが追いつかないままでした。余韻を楽しみたいという思いもあったのですが、時代が全く違うせいか、意外にも新たな気持ちで見始めることができたのです。

いつものように、物語が主人公の子ども時代から始まるのは安心できますね。考え方が保守的なのでしょうか。いえいえ、どんな人だって子どもだったのです。子ども時代の環境がその後の人生を大きく左右するわけですから、子ども時代をしっかり確認しておいてから大人時代へという流れがやはり自然です。

主人公の渋沢栄一は、近代日本経済の父といわれるだけあって、やはり子ども時代は尖っていますね。もちろん子どもらしいところもたくさんあって、自分も子どものころはあんな風だったなあと。親の言うことは聞かず、心配ばかり掛けさせる、ああ、お父さん、お母さんごめんなさい。私も本当に悪い子でした。

それはさておき、第一回目には(もう子どもではない)栄一の転機も取り上げられていて、栄一の大喜びする様子から、栄一の生涯を知らなくてもワクワクしてくるのではないかと思いました。

実は付け焼き刃で栄一の伝記を読んだので、一応荒っぽくは知っているんです。要所要所しか記憶がないので、点と点をドラマがどうつないでいくのか、とても楽しみにしています。
大河ドラマの幕末ものはどうしても難しいところが出てくるので、少し予習をしておくと楽しさがアップするんじゃないかと思います。

あ、だから徳川家康が解説してくれてるのか。ありがとうございます!

終わりに

ここまで読んでいただき恐縮です。
第2回についても近々アップを予定しています。

栄一を筆頭に子役さんたち本当にみんなかわいくて、ぎゅーってしたくなります。
次回もどうぞよろしく。

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一番有名な写真を見て描いたんですが